ROHSの意味を理解しよう「有害化学物質について」

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情報収集は重要ポイント

ヨーロッパ大陸の国同士が同じ硬貨を使用することで、経済の活性化と拡大を目的として結成されたのがヨーロッパ連合でありEUと呼ばれる団体になります。EUは加盟国同士で有効なユーロを導入する以外にも、電子や電気機器関係の有害物質の使用制限を設け公布しているのです。この指令をROHSといい、また使用制限を設けている物質を、ROHS10物質としています。かつてはROHS6物質とされ、鉛・水銀・カドミウム・六価クロム・ポリ臭化ビフェニール・ポリ臭化ジフェニルエーテルの6つでした。これらの6つに、フタル酸系の物質が4つ加えられたので、現在はROHS10物質となったわけです。何故EUがROHS10物質を禁止したかというと、有害な物質を含有した電気機器がそのまま廃棄されることで、環境破壊につながることを懸念したことに端を発します。また有害な物質が廃棄されると、土壌汚染や水質汚染が広がるので人の健康に害をもたらすことも同様に不安視されたのでした。したがってEU加盟国へ輸入する製品の製造には、ROHS10物質を使うにあたっては指定された数値内以下にすることが重要です。ROHS10物質に代わる代替材料は、指令中に特に言及されていないので、企業側に任された形になっています。ただし適用除外用途として、科学技術上で代替が困難であるか、代替物質を使うことでROHS10物質よりも悪影響を及ぼす場合は例外もあるのです。しかし適用除外用途に関しては、頻繁に追加と削除がされているので、常に最新の情報を収集することを心がけてください。

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