ROHSの意味を理解しよう「有害化学物質について」

試料を準備して

顕微鏡

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ROHS10物質とは、ROHS指令という指令で規制されている10の化学物質のことです。ROHS10物質は人体や環境に悪影響があるとされているため、含有量に規制がかかってきています。ROHS指令は二回にわたって出されており、一回目の指令では鉛、水銀など6物質が、二回目の指令ではフタル酸エステル類と呼ばれる4物質が規制対象となっています。最初の6物質は主に電子機器や家具家電に使われており、後者の4物質は可塑剤として塩化ビニルなどに使われています。前者の6物質では廃棄後に環境を汚染することが懸念されており、後者の4物質ではベビー用品などにも使われているため人体への悪影響が懸念されています。いずれも、従来からよく使われている物質である上、既製品にはすでに含まれている物質なので、まずは分析して含有量を調べる必要があります。ROHS10物質の分析すべてを自社で行うのは難しいので、たいていは外注して分析してもらいます。その際は試料を準備する必要があります。試料の量はROHS10物質をすべて調べるのか、6物質だけなのか、4物質だけなのかで変わります。調べる物質が増えればその分試料の必要量も増えます。足りないと正確な値が出なかったり、検査に支障がでたりするのできちんと揃える必要があります。また、一つで足りない場合は複数個合わせてもよいことが多いので、指定されているグラム数を満たすことを考えるべきでしょう。

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